2012年10月09日

第一回「海べの森」植樹祭参加&ドングリ拾いツアーに行ってきました!

「海の照葉樹林とコミュニティづくり支援プログラム」では、
気仙沼市階上の「第一回海べの森の植樹祭」に総勢33名で参加しました。

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階上地区地福寺前の植樹地では、津波で一家3名がお亡くなりになりました。
今回の植樹祭には「鎮魂植樹祭」という意味も込められています。

ここに震災がれきを混ぜたマウンド(盛り土)を作り、
「未来のいのちを守る森」を作ろうというのが植樹祭の目的です。

午前9時に受付がはじまり、
地元の伝統的な舞である「明戸虎舞」が披露され、
植樹が始まる頃には、500名以上の参加者が地福寺境内にあふれていました。


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WAVOCチームにとってはじめての植樹祭への参加でしたが、
慣れないながらも、1本1本、気持ちを込めて植えました。

タブノキ、ヤブツバキ、オオヤマザクラ、
ケヤキ、モミノキなどの照葉樹、落葉樹合わせて
20種類以上の苗木を約1000uに3000本を植樹しました。

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植樹の後は、雑草除けや保水のためのワラをマウンドに敷き詰め、
ロープできつくしばります。これが非常に大事な作業なのですが、
ついつい植樹に力を入れすぎるあまり、こちらが疎かになりがちです。

植樹祭の後に、前回同様、タブノキの幼苗採取に向かいました。

タブノキは温暖な地域で生育する植物です。
それがなぜ東北の気仙沼に生えているのでしょう?
・・・その答えは「黒潮」です。

南方から北上してきた暖流の影響で、
照葉樹のタブノキが御崎神社周辺で生育しています。
したがってここは、タブノキが生育できる北限に近い、非常に貴重な場所です。
それが神社を取り囲む「鎮守の森」として、伐採されずに残ってきました。
そのため森を荒らさないように注意しながら採取しました。


翌朝は気仙沼から本庄キャンパスに移動し、
採取してきた苗を1000個のポット苗にしました。

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直径10.5センチのビニールポットに根が充満し、
高さが30センチぐらいになると植樹可能になります。
それまで約2年間、私たちが「里親」としてドングリや幼苗を育てていきます。

最後に残った苗は早稲田キャンパスに持ち帰り、
WAVOC事務所のある建物(STEP21)の一階で育苗しています。

ポット苗づくりなどは早稲田キャンパスでも
1個単位から気軽におこなえますので、

興味のある方はぜひWAVOCに遊びに来てくださいね!(廣)
posted by wavoc-shien-team at 17:50| Comment(0) | 海の照葉樹林プロジェクト

2012年10月02日

本庄キャンパスで育苗施設を建設しました!

「海の照葉樹林とコミュニティづくり支援プログラム」では、
気仙沼からお預かりする種子や幼苗を本庄キャンパスで育苗することを予定しています。


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【未来予想図】


今回、学生有志と大学OB、教員という混成メンバーで、
育苗施設を建設してきました。

まずは近くのホームセンターから資材を搬入。
その後、今回の育苗施設の設計者である
建築学科4年の猪又くんから、
メンバーに段取りが説明されました。

その後、いよいよ建設開始!
1メートル、2メートル、4メートルの鉄パイプを組み合わせて、
基本となる骨格を作ります。

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骨組みは作ったものの、補強のために利用するケヤキの木との位置関係などが、
いきなり最初に思い描いていたイメージとは違います。
そのため、ここからは地面の傾斜や木の位置との相談がはじまりました。

「松のことは松にならえ」(松尾芭蕉)です。

最初は何度もやり直しが生じましたが、みんな作業に慣れてだんだん息も合いはじめ、
効率も良くなってきました。
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台風の影響で雨脚が強くなる前に水道設備も含めてなんとか作業完了!

これで気仙沼からお預かりする苗たちを育てる準備の、
ようやく第一歩が踏み出せました。
次の計画に乞うご期待!

皆さんのご参加お待ちしております! (廣)

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posted by wavoc-shien-team at 18:00| Comment(0) | 海の照葉樹林プロジェクト

2012年09月09日

海の照葉樹林とコミュニティづくり支援プログラム、第一回気仙沼種拾いツアー開催!

 「海の照葉樹林とコミュニティづくり支援プログラム」は、気仙沼市震災復興計画のひとつ
「海の照葉樹林プロジェクト」支援のため活動しています。
今回は、気仙沼産の照葉樹の種子や幼苗を採取するため、学生を中心として総勢24名で
第一回種拾いツアーを開催しました。

 まず、唐桑半島御崎神社周辺を散策しながら現地の植生を勉強します。
「海の照葉樹林」の発案者で気仙沼市震災復興市民委員会委員の千葉一先生をはじめ
多くの方にご同行いただきました。
タブノキの種子と幼苗の採取を行いましたが、
残念ながら種子はすでに木から落ち、虫に食われたりしている状況が多く
300粒程度しか採取できませんでした。しかし幼苗は500本程採取できました。
ポット苗づくりも教わりましたが、これから早稲田に戻ってからの幼苗の育苗が正念場です。

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【市民委員・畠山信さんによる植生解説】

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【ポット苗づくりにみんな夢中】

 大谷海岸のコンクリート防波堤建設の現状を見学し、
前浜地区では「フォレストベンチ工法」のモデル地区をロケハン。
ここでは地元のNPO「前浜おらほのとっておき」代表の畠山幸治さんや、
天ケ沢区振興会会長の菊地敏男さんにもご参加いただきました。

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【千葉先生による「震災復興のありかたと地元学」講義】


 その後、地福寺前や岩井崎の植樹候補地を見学し、最後は千葉先生の「震災復興のありかたと地元学」の講義を拝聴しました。先生の「『海の照葉樹林』をひとつのきっかけにして、早稲田と気仙沼との地域間交流を深めてほしい。そのプロセスが気仙沼の復興そのもの」という言葉に参加者の多くが感銘を受けていました。全体としてかなりハードな行程でしたが(ホテル観洋での温泉がどれだけ気持ちよかったことか!)、地元の復興に取り組む千葉先生や住民の方々の熱い思いを伺うことができ、いよいよスタートする苗木づくりへの決意を新たにしました。 (廣)
posted by wavoc-shien-team at 20:15| Comment(0) | 海の照葉樹林プロジェクト
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