2012年12月16日

陸前高田6便活動してきました


今回は、参加者の大半がボランティア活動に初参加という状況でした。

1日めの陸前高田では雨天のために
途中で作業を切り上げなければなりませんでしたが、
陸前高田市役所前の側溝の泥だしを行いました。

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震災発生時、多くの方が避難しましたが、
巨大な津波が到達し流された地域です。
復興都市計画のため、土地のかさ上げをする予定です。

ご遺族からの「このまま何もしないでかさ上げされては、悔いが残る。」
という思いに対して、ボランティアが作業をすることになったとのことです。

その意味や想いを私達なりに考えながら、
一生懸命作業しました。

夕方にはシンポジウムで御来校いただいた
「すがとよ酒店」の菅原さんを訪ね、
当時の体験や近況の心の変化などをお伝えいただきました。

2日目は今回の津波により全壊した
気仙沼向洋高校の狩野教頭、畠山先生から
震災当日のお話を伺うとともに、
被災した校舎をご案内いただきました。

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震災のむごさに、皆、言葉を失いました。

先生方の「命の大切さ」「風化してゆくことに対する恐れ」
というメッセージを、しっかりと受け止めていました。

第2回目の塩つくり体験も実施しました。
また観光協会、気仙沼市役所及び語り部の方々との交流も行いました。

学生からは「自分たちで作った塩でゆで卵を食べたい。」
「薪割りでヒヤっとしたので、安全面の対策が必要では?」
「私は福島出身だが、気仙沼の美しい海にはびっくりした。
この美しさをもう少しアピールして震災に負けないで観光客を取り戻してほしい。」
というような意見がありました。

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学生には、被災した地域で復興に向けて日々活動されている方々との交流を通して、
自分たちの果たすべき役割を考えているようでした。

WAVOC派遣プログラムの参加者は減少傾向にありますが、
学生達が活動を次につないでくれればと願っています。(橋)


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2012年11月18日

まだまだボランティアは必要とされています

創造理工学研究科修士1年
竹 順哉

11月16日から18日で陸前高田と気仙沼にてボランティア活動を行ってきました。
17日は陸前高田で側溝の泥出しを行いました。
個人的に側溝の泥出しは昨年5月に東松島でも行ったのですが、
その時と今回は状況が違いました。

東松島の泥に比べ陸前高田の泥は非常に固く、簡単には取り除けませんでした。
これは震災発生から1年8ヶ月、
この場所が手をつけられず放置され続けていたことを表していると感じました。
そして、泥を取り出していく過程でCDや小銭など生活用品が見つけ、
ここで生活をしていた人がいたと思うと、なんだか心が痛みました。

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18日はリアス牡蠣まつり唐桑「復興感謝祭」のお手伝いをしました。
私は焼き牡蠣の無料配布のお手伝いを小学生と一緒に行いました。

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背中に「平山郁夫記念ボランティアセンター」と書かれた
早稲田大学のジャンパーを着ながらの作業だったこともあり、
「平山郁夫記念館はどこにあるのですか?」や
「平山郁夫さん知っています。」と現地の方から声をかけていただき、
話をすることができました。

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また、一緒に手伝いをした小学生とは
野球をしているという共通点をきっかけに個人的な話もすることができました。
お祭りのお手伝いを通じ現地の方とお話ができたということは、
前日の側溝の泥出しとはまた違った貴重な機会でありました。

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今回のボランティアに参加して、
震災から1年8ヶ月が経った今日でも
復旧はまだまだ進んでいないと実感しました。

被災地にボランティアのニーズがある限り、
私は定期的に震災ボランティアに参加していきたいと思いました。


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まるで3日前の出来事のよう


11月16日から19日で、陸前高田市および気仙沼市において
学生等20名、職員5名の総勢25名で支援活動を行ってきました。

17日の活動は、陸前高田市の高田高校の近くにおいて側溝の泥かきを行いました。
泥といっても震災直後のような水分を含んだ泥ではなく、
完全に乾いて固まった土で埋まっています。

そのためスコップだけでは取り出すことはできず、
つるはしや鍬も使い固まった土をほぐしながら取り出す作業です。
そのため、4時間までかけて約20メートル程の側溝を元通りにするのがやっとというところでした。

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当日は約260名ものボランティアが参加していましたが、
ボランティアのニーズはまだまだあるといえるでしょう。

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また、泥かき作業は泥を取り出すだけではなく、
その中の瓦・コンクリート・ガラス・鉄・プラスチックなどを取り出し分別します。
その中には日常生活用品や国内外の小銭、音楽CDなども沢山含まれていて、
参加者はそこで生活をされていた住民の皆さんの姿を想像していました。

***

その日の夕方には、気仙沼復興商店街南町紫市場の設立に
尽力された坂本さんのお話を伺うことが出来ました。

坂本さんが中小企業基盤整備機構や気仙沼市といった行政と交渉し、
同じ商店街の仲間たちと対話を重ね、ようやく震災から9カ月以上かけて
南町紫市場を立ち上げた話を、実際に南町の避難所として多くの方が利用されていた
紫神社の施設の中で聞けたことは参加者にとって忘れられないものになりました。

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その中でも特に印象的だったのが
『まるで3日前の出来事のよう』という言葉です。

我々はともすると、「大きな瓦礫も撤去されてるから」「商店街が出来てるから」、
もう復興しつつあると考えてしまいますが、現地の方々からすれば、
復興も復旧もまだ何も始まっていないのです。

少し考えればすぐにでもわかることですが、
坂本さんの言葉で改めて気づくことが出来ました。

***

18日の活動は、第27回リアス牡蠣まつり唐桑「復興感謝祭」のお手伝いをしました。
昨年は震災の影響で開催できなかったため、
今年は待ちに待った再開です。そのためか、会場となった唐桑小学校グラウンドには、
唐桑産鮮かき・メカジキの即売コーナーや、
牡蠣炭火焼き・あら汁などの無料試食コーナーに開会前から長蛇の列が出来ていました。

我々は、ステージや無料試食コーナー、エコステーションなどに
分かれてそれぞれお手伝いをしました。

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牡蠣試食コーナーや無料試食コーナーでは列が途切れることがない中、
地元スタッフや小学生の皆さんと一緒に配付しました。
中にはWAVOCジャンバーをみて話しかけて頂くお客さんもいて、
地元の皆さんをはじめとしたお客さんと楽しく
交流しながらお手伝いをすることが出来ました。

また、よさこい祭りや地元歌手(綾華)さんのステージの際には、
WAVOCメンバーも踊りに参加させて頂くなど、お客様と共に楽しんで参加しました。

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午後からは生憎の雨模様となってしまいましたが、
14時の閉会式、撤収までお手伝いさせて頂き帰路につきました。

今回、側溝の泥だしやどんぐりひろい、坂本さんのお話、
お祭りのお手伝いと本当に様々なプログラムがありましたが、
それぞれの活動がそれぞれに非常に印象的で、
参加した学生・教職員ともに「考える」ことにつながるものでした。

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宿泊先や帰りのバスの中でも、参加者が、現地のこと、
ボランティアのこと、様々なことを考えていて、まだまだこれから色々なことが始まること。

そして、まだまだボランティアも必要なのだと強く感じることが出来た活動になりました。

まだ被災地に行っていない皆さんには
是非一度、現地に足を向けていただきたいと思います。(石)
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