2012年10月28日

はまらいん気仙沼ウォーク

今回の活動は、はまらいん気仙沼ウォークというTBCラジオが過去に
30回も開催しているイベントのお手伝いを行いました。

当日は小雨がぱらつく天気の中、600人もの参加者が集まり、
被災した気仙沼市内6kmのコースを歩きました。


復興ウォーク.jpg

<写真1:スタート地点から歩き出した参加者の行列>


宮城県で大人気の藤沢智子アナウンサーが市内の特設スタジオにて
メインパーソナリティを務め、松尾武アナウンサーと大久保悠アナウンサーが
参加者と一緒に歩きながら中継を行いました。

また、橋本茂善気仙沼観光コンベンション協会事務局長が
市内の名所のガイドをしてくださいました。

気仙沼w02.jpg

<写真2:気仙沼市内を歩く参加者の行列>


今回のイベントでは、地元の気仙沼向洋高校の生徒が
参加者の先導役を務め、早稲田大学からのボランティア18名は、
歩行者の誘導や安全管理の業務を担当しました。


コースの下見の最中、高校生と大学生が話しながら歩くシーンがあり、
少しだけですが交流の機会がありました。

沿道や交差点に待機し、参加者に声掛けをしたり、
逆に感謝されたりの言葉のキャッチボールが見られ、
寒空の下ではありますが、
温かい時間を過ごすことができたのではないかと思います。

また、早大生のためにイベント終了後、
藤沢智子TBCアナウンサーと大井健朗TBCアナウンサーが1時間半に渡って、
「震災後の報道について」のセミナーを開催してくださりました。

震災直後からのTBCラジオの活動状況や、
被災地での取材活動を通じて感じたことなど、
体験談に基づいて語ってくださいました。

また、ご同席された気仙沼向洋高校の先生方からも
お話しをいただき、被災地で活動する際の
貴重なアドバイスを頂きました。

参加学生のコメントを記します。

「とても楽しいイベントで、今回も素敵な出会いがたくさんあった。
復興の目途が立っておらず、不安に思う方も少なくないと思うが、
このようなイベントに楽しく参加出来ることは大変良いことだと感じた。」(国教3年)

「地元の高校生や教頭先生のお話しをウォークの下見の時に
たくさん聞けたことが今回の活動で印象に残った。
気仙沼の名物であるサンマを利用して高校生が缶詰を自分たちで作って
文化祭や市のお祭りで売るという活動を楽しそうに
イキイキと話してくれてすごく嬉しかった。」(社学3年)

「市民の笑顔が印象的。気仙沼以外のところからいらしている方もいましたが、
みんな気仙沼が好きという気持ちは同じで、
私も警備しながらも歩いている方とともに気仙沼を楽しむことができた。」(先進理工1年)

「TBCラジオの方のお話を聞かせて頂いて、
各方面で震災を受けて行動をしている方がいることにあらためて気づいた。」(商1年)

「被災された方のお話を聞くことがとても大切なことだとあらためて感じた。
そのお話は被災地の全てを語っているわけではないけれど、
紛れもない事実を示していて、それをどのように自分が解釈して
飲み込んでいくかがこれから自分がすべきことだろうと思った。」(教育3年)

気仙沼03.jpg

<写真3:参加者を誘導する早大生ボランティア>

(山)
posted by wavoc-shien-team at 23:00| Comment(0) | イベントの運営手伝い

2012年10月18日

10月17日(水)東日本大震災復興支援ボランティアプロジェクト シンポジウム開催しました!(2/2)

10月17日(水)東日本大震災復興支援ボランティアプロジェクト
シンポジウム開催しました!(1/2)はコチラ



第二部では、「もっと語ろう、気仙沼のこれからと、ボランティア」と題し、
講堂とアトリウムに分かれ、それぞれトークセッションが行われました。

菅原文子氏とのトークセッション

「のれんを守るという決意をしたときのことを教えて下さい」という社会科学部3年生の質問に関して「私の生きる道とはなんだろうと考えましたが、私は、今までやってきたことをやるしかないじゃないかと思いました。あの人も、あの人も亡くなって、お酒を買う人もいなくなった。お父さんがいないとお店ができない。という話も息子達としたけれど、13坪の仮設店舗で電気の無い中、お父さんの守ったお酒を商いの種にはじめました。」とお話いただきました。

DSC02988.JPG


熊谷俊輔氏とのトークセッション

熊谷さんへは、観光のあり方について次々と質問が寄せられましたが、中でも印象的だったのは「『被災地』に関心をもつ観光のあり方を、地元は考えていらっしゃるか?」という質問でした。熊谷さんは「防災の観点から『被災地』として学んでほしい思いもありますが、もともとある『港町・気仙沼』の魅力も知ってほしいです」と語りました。

DSC03008.JPG

 来場者からは、「日本にずいぶんいなかったので、今回初めて東北の方のお話を伺う機会を得た」「自分自身、気仙沼出身なのですが、熊谷さんと同じように、良さを再認識です」「「伝えたい」という想いと、1年半が経過しても思うように進まない復興に対する複雑な想いとが伝わってきました。現地の方々は言葉や、その背中で「生きること」の本質を私たちに教えてくれます。支援を続けるということも大切ですが、これから先、私たちの世代が社会を担っていきます。そのときにこうした活動に関わった人たちがひとりでも多くいれば、何か決断をしなければならないとき、選択をしなければならないときに流されたり、間違うことはないのではないかと思います。」とメッセージをいただきました。

「“負げねえぞ気仙沼”ラベルの復興祈願酒はすぐ売れなくなる、と言われたりもしたが、ずっとでしょ。という言葉をいただいた。本当に気仙沼の復興は、まだまだこれからです。」「話題にしていただけるだけでありがたい。外からだからこそいえる冷静な意見なども、求めている。」とお話しいただきました。

今でも、手をのばせばすぐそこに津波の日があるといいます。
突然、人やまちが一瞬にして無くなったことは、流されたまちへ行くと全部思い出すそうです。
時間と共に悲しみに寄り添い、涙しながらも、新たなつながりも大切に、生きて行かなければならない。とお話しされました。関東の私たちも、つらいことばかりを思い出すのではなく、前に向かって進むことを、共にしっかり考えてゆこうとしめくくられました。

DSC02887.JPG

DSC02952.JPG

DSC02918.JPG
posted by wavoc-shien-team at 10:00| Comment(0) | 早稲田大学

10月17日(水)東日本大震災復興支援ボランティアプロジェクト シンポジウム開催しました!(1/2)

 WAVOCでは、東日本大震災発生からこれまで約3,000名のボランティアを被災地へ派遣しています。
地域と学生のつながりを活かしたプログラムや、復興計画を支援するプログラムなどさまざまな取り組みを行っていますが、関東でできること、学生にできることは何か、考え発信するイベントも行います。

 震災から約1年7ヶ月、いま一度現地の方とともにふりかえり、被災地の今を知る事が大切だと考え、早稲田文化芸術週間の一環として、小野講堂で「東日本大震災復興支援ボランティアプロジェクトシンポジウム「またまた震災の話ですが」」を開催しました。

 本シンポジウムは2部構成、第一部は講演、第二部はグループにわかれセッションを行いました。
学生はじめ、教職員や他大学の学生、一般の方等多くの方にご参加いただき、現地の方や学生の声を聴き、それぞれが震災にどう向き合ってきたのか、積極的な意見が交わされました。

DSC02884.JPG

 WAVOCが気仙沼を訪れる際に、語り部としてお世話になっている菅原さんは、90余年の歴史をもつ 「すがとよ酒店」を切り盛りする女将さんです。
このたびの震災で店舗と自宅は全壊し、ご両親とご主人を亡くされました。

震災の翌朝ヘリコプターを見上げたときのこと、1年3ヶ月もの間行方不明中のご主人を待ち続けていたこと、恋文大賞を受賞したこと、ご主人のご遺体が全遺体で見つかったこと、結婚生活の思い出があったからこそ、今、のれんと息子を守ると働いていることなど、この1年7ヶ月のことをふりかえり、語ってくださいました。

「辛いことを生き抜いた日々は、今の自分を支えている。」「負げねえぞ気仙沼」、という言葉とともに、来場者に力強いメッセージを伝えてくださいました。

DSC02963.JPG

 気仙沼チーム(学生チーム)が現地の活動でご指導いただいている熊谷さんは、気仙沼市出身の観光コンベンション協会職員です。

気仙沼市の震災後と現況を説明いただき、つづく若山君(人間科学部2年)との対話では、被災した気仙沼市の現状にどう向き合いながら、どう新しく観光産業を興していくのか。ボランティアや、観光客への率直な想いを語ってくださいました。

色んな人の想いを受けとめて仕事をする中では難しい課題も多いが、改めて気仙沼のよさに気づいたという“素敵な副作用”もあった。何もないところに、何度も来てくれて喜んでくれる学生のことは、嬉しかった。というお話に、若山君は「行ってみないとわからないことが多かったが、本当に気仙沼が好きになりました。これは行ってからわかったことです。」と涙ぐんでいました。

DSC02980.JPG

10月17日(水)東日本大(つづき)→震災復興支援ボランティアプロジェクト
シンポジウム開催しました!(2/2)はコチラ


posted by wavoc-shien-team at 00:00| Comment(0) | 早稲田大学
Powered by さくらのブログ
タグクラウド